松阪の海で人間の本質を思う

2016.5.11

 

 

 

5月の連休、

母に会いに松阪へ。

 

麦畑がきれい。

 

m001.jpg

 

 

屋根瓦がスレート葺きに変わってすっきりした印象になった。

みかんの木をばっさり剪定して庭もさっぱり。

父はいないけど母はしっかりと庭を維持してる。

 

 

m002.jpg

 

 

植物が好きだった父の庭の道具や工具がそのまま。

庭には、かろうじて残った盆栽。

 

 

m004.jpg

 

 

さて、

従姉妹のしおりちゃんが大阪から合流して

久しぶりに松阪の海へ。

 

 

u001.jpg

 

 

誰もいなくて気持ちがいい。

 

 

u003.jpg

 

 

 

u002.jpg

 

 

 海にいくと

 子どもたちは、いつだって

波に逆らい、流木を投げ

砂で城をつくっては

迫り来る満ち潮と戦っている。

城壁を高く盛り上げたり 堀を作ったり

もう、必死に。

そして楽しいそうに!

最後は必ず敗北に終わるんだけど、

また少し上のほうに移動すると、嬉々として新しく城をつくりはじめるのだ。

 

 

u004.jpg

 

 

 

 

u007.jpg

 

 そうやって

 いつもの子どもの遊びを見ていて

 「人の本質は、アゲインストネイチャーである」と

河合隼雄が書いていたのを思い出した。

 

若いころ「アゲインストネイチャー」について知った瞬間は、

なんか受け入れがたい気がしたけれど、

考えれば考えるほど、

人は自然に逆らうことが大好きだ。

 

子どもらを見ると、

「ホントだな」と思う。

 

本能的に子どもは自然に逆らうことを遊びにして楽しんでる。

もう笑っちゃうぐらいに。

 

と、ぼんやり考えるのだった。

 

u008.jpg

 

 

 

 

u012.jpg

 

 

 

 

u010.jpg

 

 

 

u009.jpg

 

 こどもの日に海にこられてよかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

home

Books

event

workshop

blog

profile

Tags

Web Analytics