激突痕アリ
2017.3.13
「あー、めっちゃ汚れてるー」
子どもがリビングの窓を見て言った。
窓には擦ったような白い汚れがあった。
よく見ると、羽の形が見える。
わかりやすく線を入れるとこんな感じ。↓
鳥の激突の痕だ。
よく見て見る。
右端には、ハッキリと風切羽根の形が残っていた。↓
左端にもやっぱり風切羽根の痕がくっきりと。↓
実は、以前にもこの窓には何度も鳥が激突している。
「ばーん!!」と
激突音がして行って見ると、たいがいベランダにヒヨドリが倒れている。
そしてだいたいは死んでしまっている。
こんなこともあった。
いつもより大きな激突音にびっくり。
家族で行って見ると
なんとタカ!
痙攣して倒れている。
息子が興味津々で窓を開けてゆっくり近づくと、
タカは、突然起き上がって、
バタバタバタ!
あっという間に飛んで行ってしまった。
これには家族全員、驚かされた。
あぁ、でも死んでなくて良かったなぁ。
図鑑で調べて見ると、都市にもいるハイタカという鳥だった。
大きなこの窓は家族のお気に入りだが、
こういう時は、やはり、申し訳ない気持ちになる。
今回のこの子は、羽の幅90センチ。
ヒヨドリより大きくて、カラスよりは、少し小さい感じがする。
キジバトだろうか?
痛かったろうが、死なずに飛んで行ったようだ。