連休は京都 その2
2019.5.7
5月2日
再び京都
この日は、息子と二人
「国際漫画ミュージアム」へ
廊下には、大きな火の鳥
まずは手塚治虫先生をリスペクトしている
2階中央の一番大きな部屋
ここは年代別に単行本が置かれ
その上には貴重な当時の漫画雑誌が並ぶ。
しかし、雑誌は手に取れないのが残念。
見ているだけで、
なんだか、ぐぐーっとタイムワープするような感覚になる
各階の廊下にもあいうえお順に単行本が並ぶ
一応、嫁さんの本も発見した。
「秋のまばたき」がないが、
よく見ると、左端に隙間。
誰かが読んでいるかもしれない。
蔵書の量は多いが、
実際に手に取れる本の数は、思ったより少ない
それは最新の本がほとんどなかったからだろう。
現在書店の店頭で置いてないものというのが基本なようだ。
(ただし、最近賞を取った本は置いてある)
さて、息子の評だが、
彼には読みたい漫画がほとんどなかったようで
少し期待外れだったみたい。
何せ、うちの近くには「立川まんがパーク」という
市営の漫画読み放題の施設があり
ここでは、最新刊をほとんど取り揃えているという凄いところなのだ。
しかも、読む場所も広いそうで、
普段まんがパークに通っている若い子にとったら
どうも不評だった。
僕は時間があれば何時間でも過ごせそうだったけどね。
さて、お昼を食べてからは二人は別行動で
僕は目当ての狸谷山不動院へ。
最寄りは叡電の一乗寺だけどそこからかなり遠そうなので
出町柳まで電車で行って、タクシーで。
連休中だというのに
ひっそり。
アクセスの悪さのせい?
85年のタイガース優勝の石碑が!名義は吉田義男監督だ。
隣には小林繁氏。
タクシーのドライバーの人が小林繁が
当時ここの坂や階段でトレーニングしていたと聞いたけど
本当だったんだ。
長い階段の途中にある弁財天
階段の数はなんと250!
ここで約半分
狸が教えてくれる。
途中、切り株の上に白い棉のような物が。
一瞬「有頂天家族」のお婆様か?
と浮き足立ったが
確かお婆様は四角い石の上にいたような
これなんなのだろう。
ラストスパートの急階段。
振り返るとこんな感じ。
本殿はまるで清水の舞台そっくり!
こんなひっそりとしたところに、これほどの建物があるとは。
京都の底知れぬ歴史の深さを思い知る。
ここは病気よけと交通安全の願掛け寺のようだ。
舞台から小さくかいま見える京都の街
谷に作られたので景観がコンパクト。
この辺りに清水寺との違いを感じるが。
もともと、京都の北東に鬼門封じのために建立したらしい。
社務所に「有頂天家族」のキャラクターを発見。
やっぱりあった。お婆様のぬいぐるみ。
北東の谷間。
タクシーを降りた瞬間に空気が美味しい。
清々しい山の香りに包まれた。
街の喧騒をはるか下に
静かに苔蒸した風景が本当に綺麗だった。
狸谷を再びタクシーで駆け下り
一気に烏丸通まで
丸太町で降りて烏丸御池まで歩く
息子と合流。
せっかくなので、
地下鉄で三条京阪へ行き、
四条まで鴨川の河原を散歩することに。
鴨の親子発見
↓息子撮影の鴨の親子。一列に並んで。
何かいないか探す息子↓
「今出川の所より水が汚れてるな」と。
本当だ。ほんの数キロなのに川の水が今出川の方がずっと澄んでいた。
見ると四条大橋はすごい人!
右に見えるのは東華菜館
アニメ「有頂天家族」で
赤玉先生と二代目が戦った場所だ
学生時代に嫁さんと一度だけ食べに行ったなぁ
左には京都南座。
「有頂天家族」では
この正面玄関で赤玉先生を矢三郎がおんぶして帰るシーンがあるのだ。
京都の二日間、足が棒のようになる程歩いたけれど
楽しい時間だった。
息子も満足げ
「京都は山があって、すぐに方向がわかるのがいいよなー」って
そうそう!京都も大阪もそれがいいねんなー。
京都、やっぱりいいなー。
息子は翌日も、
たまたま京都に来ている東京の友達と待ち合わせて
伏見稲荷へ。
中学生は元気だ。