2020 国立の桜、駅舎
2020.3.28
食料品を買いに、国立駅前に。
あまりに桜がきれいなので
自転車で少し走る
例年なら、花見客でにぎやかな大学通りが
今年は人もまばらだ
「車で花見だったらいいだろう」ということか
車は例年通り多い
紀伊國屋を通り越して
陸橋まで走る
桜の蜜を吸いにメジロやスズメが飛びまわっていて可愛い
足元の花壇には、菜の花
キタテハ がヒラヒラっと、早いスピードで元気に飛んで行った
花にはルリノミハムシ、カツオブシムシもいる
毎年、この時期に元気なハムシやタテハチョウを見ると
ああ、また生き物の季節きたのだな、と
背中から頭の天辺までがゾワーンとして
うれしくなるのである
さて
人気の花見スポット、中三丁目の陸橋
やっぱり全然人が少ない
そして
国立駅前では
長年かかって、再建された旧国立駅舎が完成し
来週の開業の日を待っていた
駅へまっすぐに伸びる大学通りの正面に
懐かしい赤い三角屋根が戻って来た
ずっと国立市のシンボルとして認知され
市民に親しまれていた駅舎が
中央線の高架化に伴って
2006年に取り壊された
そして14年の歳月が経ち
ついに
市民の運動が実り、やっと帰って来たのである
だいぶとお金がかかったそうだけど
本当に嬉しい!こういう税金の使い方なら全然いい!
当時、存命だった忌野清志郎が
「何でもかんでも新しくしたらいいってもんじゃねぇんだよ」と
この駅舎取り壊しを悲しく思い、語っていたことを思い出す。
しかし、よく見ると、
いや、よく見なくても、デザインがすごく綺麗に変えられて
めちゃ、カッコイイ洋館風になっている。
こんな洒落た感じじゃなくて、もっとザックリした建物だったはずだが
息子も「うわー、盛ったなぁ!」と
ま、綺麗なことに越したことない
良かった良かった。
後ろ側はこんな感じで
↓写真右側には、見えてないけど木製の懐かしい改札があるのがうれしい。
新型コロナ問題で心配でいっぱいだけど
自然を見ると何も変わらない
少しほっこりする道草だった