ネクライトーキー
2021.6.14
息子が「ええで」というので聴いてみた
『ネクライトーキー』というロックバンド。
即、気に入ってアルバム「MEMORIES」を買った。
それですごく気にって、
またすぐに、出てるアルバムを全部買ってヘビロテで聴いている。
ボーカルが可愛い声の女性で
ポップなパンクバンドというのかな。
80年代のアバンギャルドな音の面白さを
さらに進化させたような印象でワクワクする。
メロディーはどれも元気でかわいい
けれど
詩がエグイ。暗い。哀しい。怒っている。傷が深い。
しかし!それなのにポップで可愛くて元気なのである。
これは何と表現するべきか?
ジョギング 中、聴きながら考えていた。
ふと気がつく。
そうか、これはブルースなのだ。
この詩の中の「悩みと悲観にまみれた世界」を
可愛い声を張り上げて大声で歌っている様は
じつは、憂歌団とおんなじなのだと気づいた。
音はポップでかわいいので、すぐには分からなかったが、
うちに秘めた「pain」(苦痛)をメソメソ歌うのではなく
大声で「苦し〜!!」「ばかやろー!!」と叫んでいるのである。
パンクロックで、キュートで、稚拙で
そしてとってもブルース。