「ドングリコロ助のいきものさがし」の連載始まる
2018.5.23
毎日新聞の朝刊で月一の連載が始まった。
タイトルは
「どんぐりコロ助のいきものさがし」
身近にいる生き物の中から
僕の目で
「うーん、なーんか面白いやっちゃなー」
と思った生き物を
毎月季節に合わせて紹介する。
1回目は「ハマダンゴムシ」
数年前、
夜の海の生き物を見にいこうって
奥山英治さんに誘われて房総の港や浜にいった。
その夜、
ハマダンゴムシの集団を見た時の衝撃は忘れられない。
昼間は、砂浜を掘るとポチポチと丸まったダンゴムシが出てくる。
夜行性なので、お休み中だ。
目が可愛くて「すげーかわいいー」なんて言って
同行の遊野くんと喜んでいた。
見つける目安は、
満潮時にギリギリ水が来ないあたりの砂の下を
数センチ掘る。
掘るというか払うかんじ。
すると昼寝中のハマダンゴムシが
「おいおい、なんだよ寝てんだよこっちは!」と
眠たそうに動き出す。
その日は、あちこちの港を巡って魚を見た後、
夕飯をすませたら、
こっからが本番ね。
今回のメーンイベント、夜の部の始まり。
ダンゴムシを見た浜に行く。
暗闇に前を歩く奥山さんが
突然!
「おおっわっ!」
と言いながら振り返り
「ちょっとまって、ちょっと待って、
気持ちを落ち着かせて。
すごいから。ほんとすごいから」
と興奮しつつもすっごく嬉しそう。
なんだ、なんだ?
見ると、波打ち際にハマダンゴムシの大群!
打ち上げられた、新鮮な海藻に何千何万も集まっている。
ダメな人はダメだろうが、
これは見る価値ありまっせ。
それで、5月23日に載った二回めは
「ゴホンダイコクコガネ」でした。
毎日新聞の読者の方、
毎月、第4水曜日に掲載されてます。
よろしければ、どーぞ。