建築家、安藤忠雄氏との新刊絵本
2020.2.26
世界的な建築家、
安藤忠雄氏と一緒に作った絵本ができた。
学生時代から憧れて尊敬している安藤氏
まさか一緒に絵本を作ることになろうとは!
人生何があるかわからないものである。
2年ほど前から安藤氏と話し合いを重ね
建築途中の現場にも何度も訪問した。
テーマからはじまって細部にわたり、二人で話をした。
東京と大阪の距離はあったけど
出来るだけ会って一緒に考えた。
たくさんの時間をついやした分、感慨深い。
内容は、2020年3月、実際に大阪に開館する「こども本の森」という児童書の施設。
そこを訪問するある兄妹が、建物の面白さ、意外さに驚いているところに
安藤忠雄氏本人が登場して
直接二人に建築について優しく語るというものだ。
僕が、今回ディスカッションを重ねて感じ取ったのは
「建築物は、人が使って、人が集まることによって命が吹き込まれ
人と一体となった生物、あるいは人生の象徴として成長していく」
という考え方だ。
安藤忠雄の建築物を訪問するたびに、
生き物が持つような力を感じるのは
そういう考えから作られた物だからなのだろう。
それと
安藤忠雄氏から子ども達へメッセージが本の最後に書かれていて
これがすごく良い文章なのだ。
絵本を読んだ後、必ずお子さんに読んであげてほしいと思う。
CLICK!←絵本の紹介のページでもう少し中身が見られます。