『絵本ミュージアム2016』のポスターを描かせてもらった。
投稿者 koshirohata 日時 2016年7月20日
2016.7.20
何度も参加させてもらっている福岡の絵本イベント『おいでよ!絵本ミュージアム』
たぶん、絵本のイベントとしたら日本最大の規模と充実感。
全国的にはなぜかあまり知られていないけど、福岡まで行く価値はある企画展。
今年は「どいかや」さんの他、たくさんのブースがあって面白そう。
開場の最後に僕の動物の絵本のブースもある。楽しみ楽しみ。
初日7/26日には、長谷川義文さんの絵本ライブも開催。
僕も、8月13、14日にはワークショップをするけど、残念ながら応募は締め切られたよう。
でも、両日ともワークショップのあと12時すぎぐらいからサイン会をするので、ぜひ。
詳しくは、『おいでよ!絵本ミュージアム2016』のホームページで→
「まんねん」のTシャツをデザイン
投稿者 koshirohata 日時 2016年7月19日
2016.7.19
義弟のラーメン店『まんねん』が20周年を迎え
Tシャツをリニューアルするので、嫁さんとデザインをした。
デザインは2つ
Tシャツ地の色は3色で展開
ちょっと野球チームっぽい感じ。男の子っぽくしたデザイン。
同じデザインの赤。
こっちは、ユニセックスな感じのデザイン。
思えば、義弟と嫁さんと僕の三人で
まるで学園祭の模擬店を作るように、名前を考えたり、
看板描いたり、小物をロフトに買いにいったり、
ラーメン鉢を買いにいって、僕のブタの絵を底に入れてもらったり。
内装屋さんを選んで、打ち合わせして。壁に絵を描いて。
何もか若い三人で作った店。
あれからもう20年!ホントびっくり。
各デザイン、3色↓
これからも、大阪の「まんねん」で、
食べて飲んで楽しんでください。
突然のどしゃ降りに、飛び出す息子
投稿者 koshirohata 日時 2016年7月14日
2016.7.14
きむらゆういちさんの所に打ち合わせに行って
帰って来て、安曇野のブログをアップして、ほっと一息。
すると突然、
バラバラバラバラーと、天窓が鳴る。
どしゃ降り。
「うわー、すげー!」と声がする。
バタンッ!とドアの音。
息子が飛び出した。
あー、傘下ろした。
ばしゃばしゃばしゃばしゃ!
どこまで行くんじゃー。
ザザーザザーっと強弱を付けて落ちてくる。
まるでシャワーのように打ち付ける雨粒。
『見て!』
排水溝は渦巻きに。
かえって、すぐお風呂。
夏がきたね。
安曇野の原画展に行った。
投稿者 koshirohata 日時 2016年7月14日
2016.7.9~11
「森のおうち」さんで、やっている嫁さんとの原画展を見に、信州安曇野へ。
5月末から7月末まで2ヶ月近くやっている原画展。やっと行くことが出来た。
名前のとおり、本当に森の中の美術館。
良いにおい。きれいな空気。本当にきもちがいい。
↑上は、嫁さん(おーなり由子)の『あかちゃんがわらうから』
絵本ではこの二枚は重ねて一枚になっているけど、原画は、実は二枚に別れている。
こういうのも、原画を見る面白さだ。
7月19日までやってます。ちかくに行かれる方はどうぞ。
さて、この展覧会にやっと行く日が決まって、義母に連絡すると
『わたしも行きたい』と義母がいうので、義弟がつきそって車で来ることに。
すると義弟が
『ならば、末娘と長男も一緒に』ということになって、
そのことを母に伝えると、
『わたしも行きたい』というので
上の姉が付きそってくれることになった。
すると『ならばわたしも行きたい』と、下の姉が言いだして
なんと
総勢10名が東京、大阪、松阪から集合することに!
ということで、
にぎやかな凸凹メンバーの珍道中が繰り広げられることに。
まず、
すべての食事に遅れまくり、
スケジュールをすっとばし、
レンタカーの返却時間を遅らせて、
帰りに乗るはずの電車をつぎつぎに遅らせて
とりとめのない話にずっと花が満開状態。
「まぁ、こんな集まることはめったにないしな」
「なんか、すごい楽しそうやし」
「ま、ええか。」と嫁と義弟とで笑っていた。
「お宿 なごみ野」
スタッフの方がみな本当に親切でホスピタリティーの高い、いい宿でした。
きれいなミズナラの林に囲まれて、お風呂も気持ちよかった。
はじめ入ると、カメラが…
息子がお風呂を撮影中。横からどぶん!と飛びこんで動画を撮っていた。
おいおい!
家族風呂でよかった。
朝、息子とパジャマのまま散歩に。
また写真を撮っている息子。
考えてみれば、親子でカメラを持ってうろうろしていたんだなぁ…。
アケビ発見。まだ硬い実。
鈴なりにエゴの実。
花はきれいだったろうな。
↓全員で、以前から行きたかった「わさび田」に。
寒冷紗の下がわさびの畑。
なんか道路みたいで面白かった。
橋の上には二人の姉とうちの息子。
うしろに仲良しの母と義母がゆっくり歩いている。
珍道中は続くのであった…。
6月は、新刊がにぎやか。
投稿者 koshirohata 日時 2016年6月18日
2016.6.18
今月は、なんと5冊も本が出版される。
たまたま出版時期が重なってしまったのだが…
いかん、自分で書店の棚を食い合っているではないか。
偶然とはいえ、ちょっと考える必要があるようだ。
ということで、
しばらく「Home」がにぎやかになるので、ご了承ください。
リストは以下に
岡田淳さんの中学年〜高学年向けの読み物
お兄ちゃんと弟のアウトドアシリーズ絵本
よめさんとのあかちゃん絵本シリーズ絵本
那須正幹さんの少年兵の読み物
なのだのノダちゃんシリーズ 如月かずささんの読み物
画像は、後ほどアップします。
「国立うちわ市」2016
投稿者 koshirohata 日時 2016年6月11日
2016.6.11
ギャラリービブリオ恒例の『国立うちわ市』に今年も参加。
この展覧会は、国立市か近所に在住または、国立市にゆらいのある方が
うちわに絵や書をかいて一点もののうちわを展示即売するという企画。
今年は村上康成氏、降矢奈々氏も参加!
早く行かないと、お二人のは、僕が買い占めちゃうことになる。
僕の出展作品はこれ↓
ぼこぼこしたうちわの表面に直接描くテクニックがないので、
水彩紙に描いて、うちわに貼りました。
運動会。応援団長って、そういうことか。
投稿者 admin 日時 2016年5月22日
2016.5.21
息子の小学校最後の運動会がおわった。
今年も白組応援団。
太鼓役は後輩にゆずりって、
扇子を振って、大声を出していた。
白組の団長で、体の大きいコウキも、小さな団員たちを引っ張ってがんばってる。
息子が一年生のころ、六年生がまるで大人のように大きく見えた。
ソーラン節を踊る彼らは、カッコいいなぁ!と、たくましく感じて
一年生の息子らも、ホントにこんなふうに育つのだろうかと、
なかなか想像できずにいたのだけれど、
あっというまに、6年生。
でも、なんだかあの時の6年生に比べたら、幼く見えてしまうから、不思議だ。
たしかに体は大きくなった。まるで中学生に見える子もいる。
でもやっぱり印象が違う。
きっと、今日の一年生のお父さんたちも、
同じように6年生をたくましく思ってるのだろうなぁ。
そんなことをぼんやり考えていたら、
赤組席の大きな応援の声が聞こえて来て、そちらを見ると
団長のヒロトが、必死の形相で応援歌を歌っている。
それにつられて赤組席の子どもらは、やっぱり必死で声を合わせている。
この時点で赤組は負けていている。
さらに3、4学年の選抜リレーでも惜敗して、
もんどりうって悔しがるヒロトたち赤組。
白組とくらべると赤組のほうが、断然盛り上がっている。
必死で応援する赤組応援団たちに、赤組全体の気持ちが一つになっているみたい。
負けてるけど、絶対今年は赤組のほうが記憶に残る運動会になるんだろうなぁ。
そうか、応援団って、そのためにあったのか。
みんなの気持ちを一つのチームに帰属させて、
仲間意識を高める。
そうなると運動会は、断然盛り上がって楽しい!
ヒロトは無意識にわかってるんだろう。
大声で全身を使って応援を続けている。
がんばったなヒロト。かっこいいぜ!
6年のソーランが終わって、
最後の種目、高学年選抜リレー。
直前に入場ゲートにいたヒロトが、
「あー!○○のおとうさん!」って寄って来て
「オレさ、もうやだよ!」
「何が?ヒロトがんばってるじゃん」ていうと
「リレー、おれさアンカーなんだよ、だけど、スゲー早いコウキとマカがいるんだよぉー!もうどうしよう!あ〜〜〜っ!」って。
責任感からか珍しくナーバスになってる。
門外漢の僕にだけ本音をぶつけているようだ。
「全部体にまかせて無心で走ることや。勝負は時の運やしな」
結果は残念ながらゴール前でコウキに抜かれて、ヒロト悔しい3位。
でも、赤組マカが1位。女子も赤組マイちゃんが1位。
優勝ゆくえがわからなくなった。
白組応援団の息子はがっくり
「負けたわ…逆転負けや」
としょんぼりして、
結果発表を聞きに、朝礼台前に歩いていく。↓
そして、掲示板に発表される点数は!
まさかのぞろ目で同点!
リードしていた白組は、落胆の表情。
でも、となりの赤組からは、大きな歓声が上がった。
神麻績機殿神社
投稿者 admin 日時 2016年5月18日
2016.5.18
松阪の海の帰り
不思議な雰囲気の森が見えた。
「古墳かな?」
しばらく行くと、
「あれ。もう一つある」
「なんやろ?」「行ってみよか?」
↑この写真はGoogleマップから
近づくと、鳥居。
神社?
森の中も道が真っすぐ続いている。
鍵型に曲がった先に、社があった。
しかも、この様式は伊勢神宮のものだ!
森に守られ、玉砂利がひきつめられたこの空間は、
神聖な空気が流れている感じを受ける。
そこに
お!布をまとった少女。
時空と越えてきたのか?
いやいや、
姪のしおりちゃんが、海で濡れちゃったので姉のスカーフを巻いてるのでした。
隣の息子も赤い布を羽織っていて、
この2人が神社にみょうになじんでいる。
さっきから社の中から「カタン、カタン」と音がする。
ちょっと覗いてみよう。
おお!
宮司さんが機織りしている。なんだなんだ?
帰りに社務所でパンフをもらって読んだ。
ここは神麻績機殿神社。(かんはとりはたどの神社)
神様の衣を「神御衣」(かんみそ)といって、
伊勢神宮では毎年春と秋、天照大御神に和妙(にぎたえ)と呼ばれる絹と
荒妙(あらたえ)と呼ばれる麻の反物(たんもの)に、
御糸、御針などの御料を添えてお供えする神御衣祭(かんみそさい)が行われるのだそう。
そしてお祭りに先立ち、和妙(にぎたえ)は神服織機殿(かんはとりはたどの)神社、
荒妙(あらたえ)は神麻続機殿(かんおみはたどの)神社のそれぞれの八尋殿(やひろでん)で
奉織(ほうしょく)されるということです。
そして、最初に見た森は神麻続機殿(かんおみはたどの神社)だったのだ。
二つの神社はついになっていて、
それぞれ年二回、伊勢神宮で神様にお供えする反物などを織っているということ。
それでちょうど、機織りをする時期に当たったので、
機織りシーンを見る事が出来たのだ。
すてきな神社と神事を見られて、とても運が良かった。
↓こちらが、そのパンフ。
割れの美学
投稿者 koshirohata 日時 2016年5月17日
2016.5.17
海で、2日続けてあそぶ子どもら。
まったく飽きる気配を見せない。
完全にのんびりとは出来ない性格の僕は
写真を撮ったり貝を集めたり。
なにか生き物がいないかと、ごそごそしてしまう。
しばらくきれいな貝の選定をして拾っていたのだけれど、
ふと、割れて破損した貝を手のひらにのせてみてみると
なんとも表情があって愛らしいではないか。
きれいな形で残っているより、割れた貝のほうが
ずっと個性があって面白いことに気がついた。
それから、僕はきれいな貝ではなくて
割れた貝をみつけては、
「この割れはいいですねぇ。ユーモラスな感じがでている」とか
「この割れ感は、すばらしい。派手ではないが、そこはかとなく哀愁があるね」
などと、心の中で割れた貝の評論をして楽しんでいた。
みんなで、二つの袋一杯に貝を持って帰った。
姉がグルーガンを持って来てくれて、
子どもらに「貝のリースをつくろう!」と。
台の部分は庭のキウィの蔓を使う。
姉の指導で子どもたちは、
あっという間にリースを完成させた。
割れた貝は一つも使われていない。
松阪の海で人間の本質を思う
投稿者 admin 日時 2016年5月15日
2016.5.11
5月の連休、
母に会いに松阪へ。
麦畑がきれい。
屋根瓦がスレート葺きに変わってすっきりした印象になった。
みかんの木をばっさり剪定して庭もさっぱり。
父はいないけど母はしっかりと庭を維持してる。
植物が好きだった父の庭の道具や工具がそのまま。
庭には、かろうじて残った盆栽。
さて、
従姉妹のしおりちゃんが大阪から合流して
久しぶりに松阪の海へ。
誰もいなくて気持ちがいい。
海にいくと
子どもたちは、いつだって
波に逆らい、流木を投げ
砂で城をつくっては
迫り来る満ち潮と戦っている。
城壁を高く盛り上げたり 堀を作ったり
もう、必死に。
そして楽しいそうに!
最後は必ず敗北に終わるんだけど、
また少し上のほうに移動すると、嬉々として新しく城をつくりはじめるのだ。
そうやって
いつもの子どもの遊びを見ていて
「人の本質は、アゲインストネイチャーである」と
河合隼雄が書いていたのを思い出した。
若いころ「アゲインストネイチャー」について知った瞬間は、
なんか受け入れがたい気がしたけれど、
考えれば考えるほど、
人は自然に逆らうことが大好きだ。
子どもらを見ると、
「ホントだな」と思う。
本能的に子どもは自然に逆らうことを遊びにして楽しんでる。
もう笑っちゃうぐらいに。
と、ぼんやり考えるのだった。
こどもの日に海にこられてよかった。
嫁さんの作品が中学校の国語の教科書に!
投稿者 koshirohata 日時 2016年5月8日
2016.5.8
嫁さん(おーなり由子)の随筆文が、なんと教科書に使われた。
今年の4月から、中学三年の国語の最初の散文詩として掲載されている。
絵も本人が描いたもの。
「きれいな色とことば」というエッセイ集の中の「水のようなひと」という文章。
いろいろな友達を水や川や木や花なんかに例えて書いていて、自分の友達を色々思い浮かべて重ねあわせると楽しい。
この本は20年近く前の本で、
残念ながら今、手に入らないのだが、近々復刊の予定。
嫁さんの文章が教科書に載るなんて、感慨深い。
しかも、中三のはじめっていうのがいいなぁ。
クレイアニメ
投稿者 koshirohata 日時 2016年4月22日
2016.4.22
「いっちょ、粘土アニメを作ってみようか!」と
嫁さんと準備していたら…息子が急にやってきて
「ちょっと、やらして」といって
カメラ、粘土、即席のスタジオすべてをジャックされてしまった。
そして勝手に作りはじめ、それ以来勝手に粘土アニメにはまっている。
完全にぼくはオイテケボリ。
彼はすでに3本の作品を作っているのだが内容は内緒。
静止画のほんの一部がこんな感じ。
あっというまにiMovieを覚えていく、
またしてもぼくはオイテケボリ。
何時間も粘って
テロップ、カット割、効果音、アフレコを編集している。
自分でハモニカや鉄琴を使って音楽を入れたりして、
まるでテレビ番組を編集する人みたいで、見てるとおかしい。