津山のおばちゃん
2015.8.20
嫁さん側の親戚、通称津山のおばちゃんはもう90歳。
元気な時はずっと無農薬のお米や野菜を送ってくれていた。
会えるうちにできるだけ会っておこうと
大阪に法事でいったついでに足をのばして岡山の津山まで行った。
津山と言っても、駅から車で30分。隣の家がとーくに見えるような広々とした田舎。
最近元気がなくなってきて、と聞いていたおばちゃんは
予想に反して元気だった。
以前と変わらずおもしろい冗談を連発し、笑わせてくれた。
後半は、だんだんターボがかかってきて話が止らないほど。
僕らは笑いっぱなし。
息子のおさむさんも
「ブルーベリーが今たくさんできてるから持って帰ったらええけど
今、畑に行ったら死にますよ」と
炎天下の外を指して言っていたのだけれど、
おばちゃんは、だんだエンジンがかかってきて、
「ブルーベリー畑につれてってあげる」と
三輪のカートに乗って先導してくれた。
ざるにいっぱいのブルーベリーを摘んで、食べた。
口に入れると温い。
真夏のブルーベリーはホットブルーベリーだった。
息子は、暑い中、ずっと外でカエルを追いかけていた。
暑かったけど、草と土のにおいのするきもちのいい場所だった。