一念発起 仕事場の掃除

2020.4.18

 

 

 

あまりに散らかっていて
掃除しなければ…

これでは
もう一枚も描けない ラフさえ描けない

もう一歩も 前に進めない

そんな状況にまで陥り
完全に追い込まれて、
やっと仕事場の片付けをはじめたのが4日前

最初はもう億劫でしょうがなかった
ところがやり出すと 止まらない

というか、終わりが マジ見えない

それもそのはず
この前掃除したのは1年10ヶ月前だ

三台ある机は、積もった紙でほぼ埋まってしまった
仕事中パソコンのマウスに雪崩が襲い
メインの机はライトテーブルにさえ
書類が覆いかぶさってきて
絵具の半数が行方不明
カッター、消しゴム、定規は何度も新調するハメに

足元は紙で真っ白
そこを歩くと、硬いものがゴツゴツ
本だ 本が大量に埋もれている

いかん 本作って食ってるのに
本踏んじゃダメ

 

desk1.jpg


そんなこんなで
やれやれ やっとアトリエの部屋は片付いた

 

desk2.jpg

 

 

 

↓大量に発掘されてアイデアスケッチの一枚 いつ、なんのためのものかさえ不明

Choco.jpg

 

 


そして もう一部屋

すでにゴミ置き場になり果てている
書庫兼、大量の原稿類を置いてる部屋があり

そこもあと少しで終わる

しかしだ

それにしても 本の量がすごすぎて怖い。
もう買っちゃ駄目だ 
これ以上増えたら床が抜けるかもしれない

4本の本棚 さらにほとんどの収納を本棚にし
その上、不安定な本のタワーが
そこかしこに林立し
階段さえ本棚になり果てている

自分の著書、イラストが載ってる本、デザインした本
インタビューが載ってる雑誌
そっちに置いといて と、言われて持ってきた嫁さんの本
それだけで2000冊はあると思われる。

その上に、本好きな性癖が残した結果だ
まだ20代の頃、編集者が
もう家が本で埋まってしまう!
という嘆きを笑っていたが
そのままではないか

まてよ
この世にこんな人間はいっぱいいるはずだ
それを証拠に本屋には、数えきれないほどの著者であふれているではないか
いや、著者だけだはない、編集者、図書館司書、活字中毒者
このような身の程知らずの者達のおかげで 本は売れ 
その上に本を作る人間が生きているのだ
そして、余ったお金でまた本を買うのである

そうやって、本で埋もれそうな部屋で

この装丁いいわぁ
見返しきれいわぁ
扉のフォントのつめがきれいわぁ
目次のデザインが面白いわぁ
ノンブル地味に凝ってるやん
カバーかと思ったら帯やったわ
とか
本文以外のところでさえ
アーダコーダとぶつぶつ言いながら
ニコニコとページをめくっているのである

そうやって
僕も嫁も本をまた作り
また買っていく











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